今や、日本にも多くの韓国の方が暮らすようになっています。
友人知人の中に韓国の方のいる方も多いのではないでしょうか。
そんな方の中には、韓国で、あるいは韓国式の葬儀に出るような事があるかもしれません。
そこで、韓国式の葬儀に参列する場合の事をお話したいと思います。
儒教の教えが根強い韓国ですが、現在では信仰の自由が認められ、仏教徒やキリスト教徒も多いようです。
それでもお葬式や祭事と深く関わっているのはやはり儒教のようです。
たとえキリスト教徒であっても、葬儀の基本部分は儒教式で行う人がいるように、儒教は宗教と言うよりも、人々の生活規範となっているようです。
では、韓国式の葬儀の一般的な手順をお話します。
①『線香をたてる』日本の感覚でいうと、まずは受付でお香典を出すところですが、韓国では先にお線香をたてるのが一般的です。
お焼香ではなく線香の場合が多く、1~3本が基本です。
②遺影に向かってクンジョル(大きなお辞儀。
つまりは土下座)を二回半します。
キリスト教の信者はクンジョルをせず、小さなお辞儀で済ますことが多いようです。
他の宗教であった場合は自分の宗教にのっとった拝礼でも良いようです。
③喪主と遺族に向かってクンジョルを一回。
慰労のことばをかけます。
④受付で香典を渡します。
(受付などはなく香典入れの箱だけ置かれている場合もあります)
⑤別室で通夜ふるまいをうけます。
もちろん韓国でも、日本と同様に地域的な違いなどもあります。
また、韓国では今までは日本とは違って、埋葬方法も土葬が多く火葬率は低かったようですが、徐々に火葬率も高くなってきているようです。
他にも、時代とともに葬儀の形が変化していくという事は、日本でも韓国でも同じようですが、儒教の教えにのっとった年長者を大切にするといった道徳観など基本的な故人に対する想いというものは、やはり受け継がれているのだと思います。
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