お葬式でドライアイスが必要になるということは意外と知られていないのではないでしょうか。
でも、ご遺体の状態を保つためのドライアイスは葬儀の必需品ともいえます。
ドライアイスを使わないエンバーミングを行なったり、保冷施設に安置するという方法もありますが、特別な施設や費用の面からも今のところは一般的ではないようです。
ドライアイスはマイナス79度とその冷却力は大きく、その効果は24時間程度持続します。
納棺するまでの間は交換を続けてご遺体の状態を保つようになっています。
ドライアイスは固形の二酸化炭素ですから、環境面から使用を控えるようにという声も無くはありませんが、それに変わるものがない以上必要なものだといえます。
また、冷却力の強さからご遺体が凍ってしまう事もあり、そのことを気にされるご遺族もいらっしゃると聞きますが、最期のお別れのときに生前のようなきれいな顔を保つためには、またニオイを出さないためにも必要なことです。
ドライアイスは、一般的には、1回に10キロ程度を使用するようです。基本的には、一日一回の交換ということになりますが、夏場など気温によっては、朝に交換したものが夕方にはなくなるということもありますので、状況によって変わってきます。
いずれにしても、納棺まで続けられます。
ただ、期間があまり長いような場合や、猛暑や安置場所の温度調節が困難な場合などは、保冷施設での安置という方法のほうが安心できます。
もちろん、一般的な葬儀に関しては、ほとんどの場合ドライアイスだけで対処できるものですので、特別な状況でない場合に保冷施設をすすめてくるような葬儀社に関しては、言いなりにならないように気をつけたほうがいいかもしれません。ドライアイスの交換が面倒だと思っていたり、保冷施設を使わせたいだけということも考えられます。
また、ドライアイスのとり扱いで葬儀社のレベルを知ることが出来るとも言われています。ただ冷やせばいいといったような配慮に欠く扱いの葬儀社は、ほかのことも期待は出来ないと考えて良いと思います。
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