お葬式をあげるということにはいろいろな意味があるということは以前お話したとおもいます。いわゆる4つの意味というものです。
故人のために祈りを捧げる「宗教的な意味」。
家族や故人とのかかわりのある人とのお別れの場としての「社会的な意味」。
お葬式の流れの中で故人との死と向き合い哀しみを癒すための「精神的な意味」。
ご遺体の処理という「物理的な意味」。
この4つは長い葬儀の歴史の中で確立されたものではないかとも思っています。
でも、最近ではこの4つのバランスは微妙な崩れてきているようにも思えることがあります。
家族だけでのお葬式。火葬だけのお葬式。
それらを否定するわけではありませんが、お葬式をあげるときにはもう一度考えてみてほしいと思います。
もちろんいろいろな理由からお葬式のスタイルは生まれているのでしょうが、もし、流行りだとか人気だとかお金をかけたくないとか、そういった理由だとしたらもう一度ゆっくりと考えていただきたいですね。
葬儀社でも家族葬というものはすすめているスタイルでもありますが、故人が生きてきた中で多くの人と関わってきたということを考えれば、そんな人たちとのお別れの場を持って頂きたいという事は思います
。家族葬として故人を贈られるのだとしても、他の関わりある人たちとのお別れの機会をどんな形でも、作っていただけたらと思います。
また、火葬だけという直葬といわれるお葬式も、今はふえているという話を聞きます。もちろん火葬も立派な葬儀です。でも、一般的な葬儀という流れを経験する事で、故人との別れを実感できたりする事もあります。それを火葬だけという事にらなると消化できないままになるということもあると思います。
時間というものもある程度かける必要があるでしょうから、一般的な葬儀・告別式というお葬式の手順を踏むというのは必要なことだと思っています。
4つの意味はいつしか3つに、さらに2つになってしまうかもしれません。それが良いか悪いかということも分かりませんが、今は4つの意味を大切にしたいと思っています。
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