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ご遺族の執り行なう儀式④『枕経』『仏名』そして『納棺』

『枕飾り』がととのったら僧侶にお願いして、ご遺体の枕元でお経を上げていただきます。これが『枕経』です。

『枕経』・・・死者がはじめて成仏できるといわれている大切なお経です。
『枕経』の間、遺族は僧侶の後ろに控えて故人の冥福を祈ります。

そのときの服装は普段着でも構いませんが、できるだけ地味なものが良いと思います。

『枕経』が終われば、お通夜の打ち合わせとなるのですが、
僧侶へのその日のお車代はこのときに差し上げてください。
たとえ送迎の車を用意していても、お車代は別に渡します。

また、『枕経』の謝礼は、お通夜や葬儀のものと一緒に葬儀がが終わってから包みます。
『納棺』までの間に『仏名』をつけてもらいます。

『仏名』・・・白木の位牌に書いてもらう名前です。
「戒名」・「法名」・「法号」のことで、宗派によって呼び名が違います。
天台宗・真言宗・浄土宗・禅宗などでは、「戒名」と言います。
浄土真宗では「法名」、日蓮宗では「法号」です。

『枕経』によって仏の弟子となったしるしとして、僧侶に就けてもらうのが一般的です。
『仏名』の中でもっとも一般的にその呼び名が知れ渡っているのは「戒名」です。
「戒名」の基本は2文字で表現されます。
でも、「戒名」の前後に院号・道号・位号等の号を付すことから、
その全てを「戒名」として捉える事が通例化しています。
長い戒名があるのはそのためです。

『枕経』が終わり『仏名』がついたところで、ご遺体を棺に納めます。

『納棺』・・・ご遺族や親族など身内の手で静かに棺へと納めます。
ご遺体の周りには生花を飾り、故人の愛用品や好物などを添えます。
ただし、金属などの燃えないものは入れられませんので注意してください。
また水分の多い果物なども避けたほうが良いです。
いろいろと思いはおありになると思いますが、
遺骨をいためる恐れがあるので、できるだけ最小限にとどめる事をお勧めします。

納棺ではまだ、蓋に釘は打ち付けません。
棺の上には金襴などのおおいをかけて、
北か西の方角に頭を向けてお通夜の部屋の祭壇に安置します。

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