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種類 のアーカイブ

納骨祭

神式の葬儀でも、仏教式葬儀やほかの葬儀同様に火葬して埋葬します。
そして神道葬儀での儀式のひとつである「納骨祭」というもので遺骨を埋葬した後に墓所を祓い清めます。

もともと神式の葬儀では火葬が終わるとその日のうちに埋葬する慣わしでした。
という訳で、納骨祭を終えて戻って「帰家祭」で神職者から門口でお祓いを受けて手水で清めることで葬儀を終わりとしていました。

しかし、諸事情により当日埋葬できないという場合も多いと思います。その場合でも五十日祭までには納骨をしたほうがいいということです。
今では仏式での忌明けの49日の前後に埋葬するという慣わしにそろえたとでも言うように、五十日祭の前後にすることが多いようです。

「納骨祭」ですが、そんなに大げさな儀式ではないようです。
神道でのお墓の奥津城(おくつき)に骨を納める際に行なう儀式が「納骨祭」です。

まず墓所を清めてから納骨します。
その後神職によって納骨の祭詞が奏上されます。故人が奥津城にお鎮まりいただくことを奉告するのです。
その後、玉串奉奠があって納骨祭は終了ということになります。

地域などによって多少の違いはあると思いますが、神職に従って執り行なえば良いかと思います。

「納骨祭」は、本来は火葬の当日というものであったわけです。
ですから、その後の帰家祭が終われば神葬祭も終わるわけです。
ただし、仏式でのお葬式と同様、その後の法要に当たるものがあります。

葬儀のすべて終わった翌日に行なう「翌日祭」というものがあるのですが、埋葬が当日には行なわれないということもあるのでしょうか、今は省略されることが多いようです。

その後の儀式としては、
五十日祭までの毎十日祭や百日祭、忌明けの祓い式、合祀祭(ごうしさい)、一年祭、三年祭、五年祭、十年祭、五十年祭といったように神道での儀式はあるようです。

殆ど仏式での法要と年数が違うだけで同じようなものですね。
やはり、日本で仏式の葬儀が根付いているということからそのようになっていったような気もします。

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葬場祭

お葬式に参列するということもそんなにあるわけではないと思いますが、そんな中でも神式の葬儀に参列するということはさらに少ないことだと思います。
もしかすると生涯経験のないことかもしれません。

でも、日本人として生まれ育っている以上は、神道というものには何かしらの係わりを持って生活していると思います。
特に信心深くなくても初詣には殆どの日本はいくと思いますからね。
お宮参りや新築の家を建てるときなど考えると色々と関わっているわけです。

不思議とお葬式となると圧倒的に仏式での葬儀ということになっているわけです。
最近では、そんな神式の葬儀をおこなう人も増えてきているといいますから、もしかしたら今後は参列することにもなるかもしれません。

というわけで、何度かお話したかもしれませんが、葬場祭の流れについてお話して見たいと思います。

仏式でのお通夜にあたる通夜祭と遷霊祭を終えると、葬儀・告別式にあたる葬場祭が行なわれます。

では、葬場祭の儀式ですが、はじめに手水の儀で清めます。

神職者の入場の後開会の辞となります。

「修祓(しゅうばつ)」として、斎主は、葬場・棺・供物・参列者などを祓い清めます。 

「奉幣(ほうへい)、献饌(けんせん)」は、斎主一拝の後に、神前に食べ物を供えまることです。 

続いて祝詞の奏上を斎主が行ないます。故人の経歴や人柄・功績などを述べます。

その後にしのび歌の奏上があります。

次に仏式での焼香にあたる玉串奉奠が行なわれます。斎主が始めに行い後に続きます。

「撤幣(てつぺい)、撤饌(てつせん)」は、奉幣、献饌わ祭員によって取り除くことです。 

斎主一拝の後、神職者が退場します。

葬場祭閉式の辞の後、告別式として一般会葬者の玉串奉奠となります。

そして、すべてが執り行なわれた後に閉会の辞という運びとなるのが一般的です。

あえて告別式と言うものをしないで、葬場祭そのものだけで告別式を含める事もあります。
ただ、参列者にわかりやすいように仏式の葬儀にあわせているとも考えられます。

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遷霊祭

神式の葬儀の中では独特の儀式というものもあるように思います。
仏式でのお通夜に当たるものとしての通夜祭と続いて行なわれる「遷霊祭(せんれいさい)」がそんな神式の葬儀での特別なものといえるでしょう。

「遷霊祭」とはどんな儀式であるかというと、死者の魂を霊爾(れいじ)に移す儀式です。
霊爾とは、仏教での位牌にあたるものです。

また霊爾とは別名「霊代(たましろ)」と呼ばれて、故人の魂(みたま)を移すことから遷霊祭を「みたまうつし」とも呼ぶことがあります。

本来は通夜祭とは別の儀式で、夜に明かりを消して行なわれるものでした。
霊代となるものとしては、神鏡、笏(しゃく)、小剣、あるいは故人の愛用品が用いられます。

故人の霊をご遺体から霊爾に移す儀式である遷霊祭ですが、この儀式によって魂は家の守り神へとなったと考えられるわけです。
そして、ご遺体は火葬や埋葬のできる状態になったことを意味するわけです。

遷霊祭が神式の葬儀の特別な儀式である事はなんとなくお分かりになられたのではないでしょうか。仏式の葬儀に当てはめるとすると、故人を成仏してもらうたるに行なう儀式である「葬儀」に近いようにも思います。

さて、遷霊祭の儀式ですが、すべての明かりを消して斎主が穢れを祓い清める修祓を行ないます。
その後、霊爾の表面を故人の顔にかざして遷霊詞を唱えます。
この儀式の瞬間から魂は霊爾に移ったとされるのです。

神道ではこのときから男性なら「命(みこと)」、女性なら「姫命(ひめみこと)」を生前の名まえの下につけて呼ばれるようになるのです。
高齢者の場合は、男性なら「大人(うし)」、女性なら「刀自(とじ)」とつけることもあるようです。
仏教での戒名にあたるものです。

魂の移った霊爾は、覆いをかけて「仮霊舎」に斎主によって安置されます。
それまでが「遷霊の儀」と呼ばれる儀式です。

その後、明かりがつけられて、一同は仮霊舎の前に座ります。

遷霊祭詞奏上が斎主によって行なわれます。

最後に玉串奉奠と拝礼を斎主に続いて喪主から順次行って儀式は終了します。


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通夜祭

神式の葬儀がなかなか縁のないものであるということは、お葬式の割合を見ても一目瞭然であるわけですが、決して参列することがないというわけではありません。

もし毎日お葬式に参列するような人がいたとしたら3週間に1度は、神式のお葬式に参列することになるわけです。
この割合が多いと考えるか少ないと思うかは人それぞれではあると思いますが、確率的には神式のお葬式に参列することもあるということはお分かりになるとおもいます。

もし、参列するということがなかったしとしても、神式の葬儀について知っておくことはいいことではないかと考えています。
日本人が海外の人よりも日本の事を知らないという状況が結構あるのを見聞きする中で、日本固有の宗教儀式について、多少の知識はあったほうがいいのではないかと思ったりもします。

さて、神式の儀式について少しでも興味を持っていただけたらと思い、神葬祭についてお話しています。
ここでは、そんな中でも重要な儀式である「通夜祭」についてお話します。

仏式の葬儀でのお通夜に当たるもので、仏式の葬儀同様にはじめの重要な儀式といえるものです。
弔問客への対応から席次や式次第も殆ど仏式のお通夜と同じです。
違うところといえば、参列者が全員「手水の儀」で清めるということくらいでしょうか。
もちろん、神官が斎主を務めると言うことや、玉串奉奠がお焼香に変わってあるということは何度もお話してきている神式での儀式の作法の違いはあります。

今では通夜祭とは別の儀式である遷霊祭を続けて行なうことが一般的になっています。
この二つの儀式でお通夜ととらえることにもなっているかもしれません。

通夜祭の後に遷霊祭を続けて行い、その後に「通夜ぶるまい」が仏式同様に行なわれることを考えても、二つの儀式をあわせてお通夜ととらえるべきものになっているようです。

ただ、神道では故人の魂が極楽浄土に行くというようなものではなく、氏神として留まって守り神になるのだということは、理解しておいた方が良いかもしれません。


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納棺の儀

お葬式というものには、いくつもの儀式がある事はお分かりだと思います。
一般的に参列する告別式は、お葬式の中のひとつの儀式であるのです。でも、一般的にはやはりお葬式といえば、葬儀・告別式というものになるのでしょうね。
最近では、お通夜もお葬式という認識もつよくなってきていると思いますが、それは、お通夜が告別式的意味も持たれているからなのかもしれません。

亡くなられてからいくつもの儀式があって、火葬場から帰ってきてからの儀式をすべてお葬式とは、あまりとらえていないかもしれませんね。
もちろん、言葉としてどうとらえられていたとしても、儀式としてはしっかりと受け継がれているわけです。
それは、圧倒的に多い仏式でのお葬式だけでなく、神式でのお葬式でも同じように言えることです。

特にあまりその中の儀式について知られていない神式でのお葬式のいくつかの儀式については、機会があればどんなものがあるか位は知っていただけるといいと思います。
神道は日本古来の宗教でもあるわけですから、実は身近にあるものだということを感じていただけると、興味もわくのではないでしょうか。

さて、そんな神式の葬儀の中で、枕直しの儀の後には、ご遺体を棺に納めるという「納棺の儀」を行います。
基本的には仏式での葬儀と同様に家族や親族の手で静かにご遺体を棺に納めることになります。

神式の葬儀でも仏式の葬儀でも同様にご遺体を清めた後に棺に納めるわけです。

神式の葬儀における納棺の儀の手順としては、

まず喪主が一拝して親族の手でご遺体を棺に納めます。
白菊などで飾り棺にふたをします。
棺を白布でおおって祭壇の中央に安置します。
その後、手水の儀を行い身を清めてから遺影や供物を供えた祭壇の前に着席します。
喪主・遺族・近親者の順に神道の作法である「二礼・二拍手・一礼」を音を立てないしのび手で行います。
そして最後にもう一度喪主が拝礼します。

納棺の儀を終えて通夜祭までの間には、
「柩前日供(きゅうぜんにっく)の儀」「帰幽奉告の儀」「祓除の儀」と神式の葬儀での儀式があります。


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枕直しの儀

亡くなられた後にご遺体をお部屋に安置しますが、神式の葬儀でも仏式と同じようにいくつかのしきたりと呼べるものがあります。
もちろん、地域などでの違いがあるものですが、一般的な方法としてどんな方法であるかをお話します。

ご遺体に白木綿の小袖を着せます。北枕で寝かせて白い布で顔を覆い、守り刀をご遺体に刃が向かないように枕元に置きます。
屏風を立てることもあります。

枕飾りには、案(あん)とよばれる白木の八足を置きます。
その上に生前故人の好物であった食べ物(「常饌(じょうせん)」)や容器の中に水・塩・米・お神酒などを入れて三方の上に供えます。
他には、榊やろうそくを飾ります。枕飾りが整えば、ご遺族や近親者の方、親しい人たちで故人の冥福をお祈りをします。
喪主・遺族・近親者の順に神道の作法である「二礼・二拍手・一礼」で行います。
神式の葬儀では「しのび手」と呼ばれる音を立てない拍手という方法をとります。

これらのことは仏式でのお葬式とほぼ変わりのないものといってもいいと思います。
ただ、仏式のように僧侶が枕経などをあげてくれるようなことはありません。

この後は通夜祭などの儀式前の準備ということになるわけです。
神職に「枕直しの儀」を奉仕願い、神葬祭の打ち合わせをします。日程や斎場、神職者の人数なども確認します。
祝詞で必要となりますので、故人の経歴などをまとめて神社に出来るだけ早く渡しておきます。少なくとも通夜祭の前には斎主の手に渡るようにしてください。

親戚や知人などに葬儀の日程を知らせます。
葬儀委員長など世話役などを依頼し決定します。

葬儀で必要となるものとしては、通夜祭と葬場祭とでお供えする故人の嗜好品を用意しなくてはいけません。
それぞれ2台の三方にのせることになるので、2×2回分が必要になります。

神棚は供物を下げて扉を閉めます。
その前面には白紙を貼り五十日祭まで続けます。

いろいろと大変なことはどんなスタイルのお葬式でも代わりのないことです。葬儀社のものに何でも相談するようにしていただきたいと思います。

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神道の葬儀

神道の葬儀のことは、神葬祭・神道葬祭・神葬というような呼び方をします。
多くの儀式は仏式の葬儀での儀式と対比されるようになり、そのうち同じよなスタイルの儀式となっていたようにも思えます。
本来は神道の儀礼に基づいて行なわれていた葬祭であるわけで、仏式の葬儀とは関係なく行なわれるべきものだったのかもしれませんが、日本人の多くが仏式での葬儀を行なうことも影響したのか、対応する儀式としてそれぞれとらえられているようにも思います。

もちろん、現実的な問題としては、そのほうが受け入れやすいということもあるので当然の事のように思いますが、そもそもの儀式の意味なども理解ができる機会があればしておくといいと思います。

そもそも神道での死に対する考え方というものが仏教とは違っています。祖先の神から出た霊は祖先の神のもとへと帰っていくということで、人が死ぬと子孫を守るための神になるというように考えられているわけです。
極楽浄土に行くという仏教とは違うわけです。先祖代々からの命の絆が永遠につながっている考えているといっても良いでしょう。

そして、そんな考え方は、仏式の葬儀が圧倒的に多く仏教のう影響も強い日本人ではあるのですが、根底には流れているような気がします。

神道というものは、以前にもお話したと思いますが、歴史的には日本古来の固有の宗教であったわけですが、仏教の伝来によって変わってきたわけです。
もともと民間宗教であったわけですから、力関係で圧倒されたのでしょうね。

江戸時代には、幕府の檀家制度によってほぼ神道の葬儀はなかったといって言いと思います。それが復活し始めたのが明治維新後の檀家制度の廃止になってからだといいます。といっても、本格的に解禁されたのは戦後まで待たなくてはいけなかったようです。
もちろん神道の葬儀が一般に許されたといっても、仏教葬儀が既に定着している日本において広まるわけもなかったのでしょう。

しかし、まったくといっていいほど行なわれていなかった時代からすれば、数パーセントの割合であっても伝統的な葬儀が受け継がれているということになるでしょう。

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斎主(神官)の役割り

斎主または神官と呼ばれる神道における神職は、仏式での葬儀に当たる神葬祭では、僧侶の役割りを果たします。

神道での神職には、神社本庁の規程による身分の区分が、特級、一級、二級上、二級、三級、四級とに別れています。
その身分区分によって、正装・礼装・常装といった制服にも違いがあるようです。

神事においては斎主と補佐的な役割りの祭員とに分けられます。
祭員は祭具を運んだり玉串などを手渡したりする仕事をします。

神葬祭で着用するものは、斎主は正装あるいは礼装にた当たる鈍色衣冠で、祭員は常装にあたる鈍色狩衣が一般的のようです。
神事といっても葬祭装束以外に鈍色を着用することは禁じられています。でも、小さな神社などの場合葬祭装束を揃えていなかったりもする場合もあってそんな場合は、浄衣である白色装束を着用するようです。

また、斎主がひとりですべてを執り行なうということもあります。それは、仏式の葬儀での僧侶と同じと考えればいいかもしれませんね。
ただ、僧侶とは大きく違うところに、神道の神官は冠婚葬祭のすべてにおいて執り行なうわけです。人生においてかかわりが多いのはもしかしたら神官ではないかという気もします。

神式のお葬式の中で仏式との大きな違いとされるものに「手水の儀」と「玉串奉奠」があります。
順番は、斎主(神官)・副斎主・祭員・喪主・遺族・近親者といったように進みます。

葬場祭などの儀式において、斎主は入場後に葬場・棺・供物・祭員・参列者といった順番にお祓いをします。
お祓いが終わると祭詞(さいし)を奏上します。
内容や意味合いは多少違う部分もあると思いますが、仏教での僧侶の読経にあたるものだと考えるといいかもしれません。

こういった言い方がはたしていいかどうかはわかりませんが、神道での神官には、特別に神聖な役割りを持っているように感じます。
一方仏式での僧侶に関しては、尊い方ではあるのですがどこか人間味を感じてしまうところがあります。
もちろん、これは個人的なものです。でも、なんとなくわかっていただけるんじゃないかとも思います。

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神式葬儀の儀式

お葬式といっても、仏式だけではなく神式やキリスト式などいろいろな儀式があるわけです。それぞれにそれぞれの意味があるわけですが、参列する側からするとそれほど意味合いでの違いというものを考えることはないと思います。
もちろん、故人をお見送りするという気持ちは変わりのないものなのでそれでもいいとは思いますが、その意味合いなども理解できるのであればそのほうがいいようにも思います。

神式のお葬式には仏式のお葬式とは儀式が少し違っているということはお話してきたと思います。
でも、結局やっていることというのはそれほど違ってはいないということもなんとなくわかっていただいているのではないかと思っています。

お気づきの方もいらっしゃるのではないかと思いますが、神式葬儀の儀式は「通夜祭」「遷霊祭」「葬場祭」といったように「祭」という言葉がついています。
これは、神式での儀式がすべて「まつり」ととらえているからなんです。花・音楽・踊りといったもので悲しみを紛らわすのです。
不幸や悲しみを霊祭や禊祭(みそぎまつり)で浄化するのです。

神道では死というものを不浄のものとしてとらえて忌み嫌っているといいます。
そのため神式での葬儀に関しては神社などで執り行なうことがないのです。死者だけでなく喪家も同様の扱いとされるようです。

なんとなく神道の儀式は、厳かなものであるところから正式には神社で執り行なうような気もするのですが葬儀関係の儀式は、そうではないのです。
でも、儀式に関しては斎主(神官)が執り行ない、手水の儀や玉串奉奠などの儀式も執り行われるわけですが、これらは神社での儀式には欠かせないものでもあるわけですから、場所だけの問題ということになるのでしょうか。

神道での土地や建物というものに対する特別に強いものを感じます。そのことは、神社などの神聖な場所に大きなパワーがあるということにもつながるのでしょうね。
そういった神聖なものを感じながら、神式のお葬式での数々の儀式は行なうべきではないかと思います。
仏教での葬儀とは又違ったものを感じられるかもしれません。

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御霊舎のまつり方

葬儀の後に亡くなられた方の霊をまつるものといえば、仏教における仏壇を思い浮かべることと思います。
神道においては御霊舎(みたまや)と呼ばれるものがそれにあたります。

祖先の霊をまつる屋内の神殿のひとつであるともされています。
神棚のひとつとも考えられることもありますが、神様をおまつりする神棚とは別のものとして区別した方がいいと思います。

御霊舎は神棚よりも下位に位置するものですから、神棚と一緒にまつるような場合は神棚の下にまつります。
並べる場合は左側に一段低くまつるようにします。
一般的には居間など家族の集まる場所にまつることが多いようです。できれば東か南向きが良いようです。
祖霊舎(それいしゃ)、霊舎(れいしゃ、たまや)、霊屋(たまや)、霊棚(たまだな)、霊床(たまとこ)、神道壇(しんとだん)などと呼ばれることも在ります。
又、お供えや礼拝をする順序としては神棚が先になります。

御霊舎を仏教における仏壇にあたるとは言いましたが、仏壇が仏像や位牌を納めるものであるのに対して、仏教での位牌にあたる霊璽(れいじ)をまつるのが御霊舎です。そのことで守護神として祖先の霊のと一緒になるわけです。

御霊舎には、霊璽と神具の両方を納められるものが一般的ですが、霊璽だけを納めるタイプもあります。
ただしその場合は、神具をおくための棚板を敷く必要があります。
どちらの場合でもまつり方は同じです。

御霊舎のまつり方は一般的には神棚と同じ用にまつります。
榊立(1対)・瓶子(=徳利・1対)・水玉(1個)・皿(2枚)・ローソク立(1対)・神鏡(1個)で中央にある内扉の中に霊璽を納めます。
内扉がない場合は戸張を霊璽の前にかけます。

榊立は両側に置き榊を入れます。
瓶子(徳利)にはお酒を入れ中央の水の入った水玉をはさみます。
向かって右のお皿には塩、左側にはお米を入れます。

さらに、真榊(1対)・供物や神具を供える三方(さんぽう)あるいは折敷(おしき)・灯明(1対)などをが付け加えられるなど様々です。

神式の葬儀の様々の儀式も地域によって違うように御霊舎のまつり方も地方によって違っていますからそれぞれの地域のやり方に従ってください。

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