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用語集 のアーカイブ

お葬式でのあまり使われない用語

お葬式には知らないような用語も多いと思います。
基本的にお葬式での用語は、専門的な言葉であり業界用語だと思っていただければ、知らなくて当然だと思えるのではないでしょうか。
そんな中でも、今回はあまり接する機会がないかもしれないような用語を紹介してみます。
それは、キリスト教式での葬儀の用語です。仏式の葬儀が圧倒的に多いと言っても、100パーセントではありません。当然キリスト式のお葬式に参列することも考えられると思いますので、いくつか紹介します。

愛唱讃美歌(あいしょうさんびか)・・・故人が好んで歌った讃美歌のこと。葬式の際には愛唱讃美歌をいくつか採り上げることが多い。

愛誦聖句(あいしょうせいく)・・・故人が好んで読んだ聖書の言葉のこと。葬式の際には愛誦聖句を用いて説教したり、式次第に載せたりすることもある。

エンジェルケア(angel care)・・・看護士用語。ご遺体の処置の事で「湯灌」「清拭」にあたるもの。

エンバーミング(embalming)・・・ご遺体に施す防腐処置のひとつ。消毒、保存処理を施し、必要に応じて修復し、長期保存を可能にしようとする技法のこと。

供花(きょうか)・・・式場や自宅に飾るための生花を遺族に贈ること、またその生花のこと。

献花(けんか)・・・故人との告別として生花を献げる儀式、またその生花のこと。

召天(しょうてん)・・・キリスト教徒が死んで天に召されることを表現する言葉。主にプロテスタントで用いられる。ローマ・カトリック教会の用語ではこれを「帰天」と言い、正教会 は「永眠」と言う。

枕頭の祈り(ちんとうのいのり)・・・臨終に際し死者の枕元でささげられる祈りのこと。

ビューイング(viewing)・・・葬儀の前夜に故人と対面してお別れすること。顔を見る(view)ことからビューイングと呼ばれる。
牧師(ぼくし)・・・キリスト教のうちプロテスタント諸派の教導職の一般的な職名。呼称としては「先生」と呼ばれることが一般的。「神父」はカトリック教会・正教会での呼称で、職名は「司祭」。

礼拝(れいはい)・・・神に対する奉仕行為。主にプロテスタントで使う言葉。多少意味合いは違う部分もあるようですが、カトリックでは「ミサ」。


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お葬式での良く使われる用語

お葬式には、いろいろと専門的な用語というものがあります。葬儀社の者に質問していただければ、もちろん答えてくれると思います。でも、よく使われるような用語の場合は、常識的なもののような気がして聞けないこともあるかもしれません。(実際はそんなことはないので何でも分からない事は聞いていいと思います)

そこで、お葬式でよく使ういくつかの用語を紹介します。

・お清め(おきよめ)・・・死の穢れを払う行為としての飲食の名残として、お葬式やお通夜の後の飲食の事を指す。関東で主に使われる。

・お斎(おとき)・・・葬儀や法要のあとにお客様をもてなす食事のこと。

・会葬礼状(かいそうれいじょう)・・・葬儀に来てくれた人(会葬者)に渡す礼状。会葬礼品(粗供養)やお清め塩とセットになっている事が多い。

・忌明け(きあけ)・・・一般に四十九日(忌中)を終えること。

・心付け(こころづけ)・・・葬儀でお世話になった方へのお礼。

・拾骨(しゅうこつ)・・・火葬の後に、焼骨を拾い、骨壷に納めること。

・出棺(しゅっかん)・・・告別式後に、ご遺体の入った棺を霊柩車などに乗せて火葬場へ出発するまでのこと。

・生前予約(せいぜんよやく)・・・ご自身の葬儀の内容や費用などについて生前に予約すること。

・施主(せしゅ)・・・葬儀や法事などの運営や費用に関して責任を持って取り仕切る人。葬儀の場合は一般的には喪主と同じことが多い。

・喪家(そうけ・そうか)・・・故人の家族。

・通夜振る舞い(つやぶるまい)・・・お通夜の後の会食。

・棺(ひつぎ)・・・ご遺体を収納する入れ物のこと。 柩(ひつぎ)は、棺にご遺体が納まった状態をいう。

・菩提寺(ぼだいじ)・・・先祖の墓や位牌をおき、菩提を弔う寺。檀那寺。

・枕経(まくらきょう)・・・納棺の前に枕元であげてもらうお経のこと。

・末期の水(まつごのみず)・・・臨終に際して、死んでいく人の口にふくませる最期の水のこと。

・喪主(もしゅ)・・・祭祀を執り行う者。遺族の代表者として葬儀を行い、弔問を受けるの役割を持つ人のこと。一般には故人ともっとも縁の深い人が喪主を務める。(故人の配偶者や親、あるいは子、兄弟など)
※子供が親に先立った場合は、逆縁と言い、親は喪主にならない、夫が亡くなった場合に、妻ではなく、長男が喪主を務めるという慣習がある。(ただし、現在ではこうしたしきたりは無くなりつつあり、この限りではない)

・湯灌(ゆかん)・・・ご遺体のお清めのこと。全身をアルコールやお湯で丁寧に拭き清めます。清拭(せいしき)とも言う。

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葬儀保険

お葬式にはお金がかかるということはお分かりかと思います。
漠然とではあるでしょうが、実際の葬儀の費用のほかにもいろいろとかかるであろう事は、ご存知ではないかと思います。
ご存じない方には、ここでいろいろと費用のかかるものであるということを認識していただきたいと思います。
そして、その費用というものは、一般的にはご遺族の負担となるものです。

もちろん葬儀全般にかかる費用と言ってもそれぞれ違います。
家族葬や直葬といった葬儀で、費用を抑えるということもありますが、それでも負担になる場合はあるでしょう。
そんなつもりは無くても、結果的に費用が膨れ上がってしまうこともあるかもしれません。

そこで『葬儀保険』というものが、注目を集めているようです。
これは、葬儀や葬儀以外の費用を支払うことを目的にした死亡保険や医療保険のことのようです。

葬儀の費用を作れない理由にもいろいろとあります。
葬儀の会葬者が少なく、香典が少ないというような場合。
病院での治療費の負担が大きくて葬儀費用まで手が回らない場合。
喪主が年金生活者である場合。
など様々な理由から葬儀やそれにかかわるような費用を捻出できないような状況にいる人は少なくありません。

これは、少子化・高齢化の進む今の時代では増える傾向にあるのではないでしょか。

そこで、保険をかけるというわけです。
特に「小額短期保険」は「高齢でも加入できる」「医師の診断書や健康状態の告知書がいらない」などのように、加入しやすい保険です。

この「小額短期保険」や一般の保険の中で『葬儀保険』にあたる「定期保険」や「終身保険」「医療保険」については、どんな保障を望んでいるかということで選び方も変わってきます。
そして、保険会社によってもいろいろと違いがありますので、比較検討してみたほうが良いでしょう。
もしものときのために、少しでも負担を減らそうと考えるのであれば『葬儀保険』は検討してみてもいいと思います。


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ご遺体ホテル

『ご遺体ホテル』というものをご存知でしょうか。
一時期テレビなんかでも紹介されていたので聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。

『ご遺体ホテル』とは、ご遺体を安置する施設なのですが、今まであったような霊安室や保冷施設などとは趣が違っているようです。

2010年6月15日に日本で最初(世界でも最初みたいですね)のご遺体のホテルが神奈川県に開業したようですが、その後各地に同様の施設が出来てきているようです。
ホテルというくらいですから、霊安室などのように暗いイメージは無く、外観はもちろん受付からご遺体の安置所まで、一般のホテルのように明るいイメージだという事です。
ご遺体の最期の場所に、ビジネスホテルといった感じの安置施設の利用に否定的に感じている人もいるようです。
でも『ご遺体ホテル』をどう感じるかは人それぞれだと思います。

どちらにしても、選択肢が増えるという意味では、いいことではないでしょうか。
利用方法もご遺族の状況などに合わせていろいろあるようです。
葬儀の準備期間のための利用であったり、直葬の前の簡単なお別れに利用したりなどと様々のようです。

この『ご遺体ホテル』が、従来の遺体安置施設との区別化が出来るか、利用価値を認めてもらえるかということについては、未知数なようにも思えますが、新しい試みというのは良い事ではないかとも思います。

お葬式の形もどんどんと様変わりして、今までの一般的なお葬式から、小規模な家族葬や葬儀・告別式を行なわない直葬などのように、規模も費用も小さいものが増えてきています。
住宅事情などから、ご自宅でのご遺体の安置が出来ないという事も増えてきています。
そんな中での『ご遺体ホテル』ですから、利用者は増えるのかもしれません。
後は、各施設で何処までの事をやってくれるかということになっていくのでしょう。
あるいは、従来の保管施設が『ご遺体ホテル』化するということも考えられなくはないかもしれませんね。


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『寝台車』と『霊柩車』は違うのか?

お葬式では無くてはならないもののひとつに『霊柩車』があります。主に葬儀・告別式を終えて火葬場まで出棺の時のご遺体搬送に使うものです。

また、同じくご遺体の搬送に使う車に『寝台車』があります。用途としては同じものなのですが、この2種類の車には実は大きな違いがあります。

一般的に『霊柩車』は、後ろにご遺体を乗せるスペースはありますが、付添い人が乗るスペースはありません。運転席と助手席だけが人の乗れるスペースとなります。
それに対してご遺体と付き添いとが一緒に乗れるスペースを設けているものを『寝台車』といいます。
車の作りというものが大きな違いといえますが、使い方にも違いがあります。

『霊柩車』が火葬場への搬送に使われるのに対して『寝台車』は、病院から自宅への搬送や、自宅から葬儀会場への搬送のために使うことが一般的です。
ただ、全てのご遺体搬送用の車の事を『霊柩車』という場合もあります。

一般的にイメージされるのは「宮方霊柩車」だと思いますが、他に「洋型霊柩車」「バス型霊柩車」「バン型霊柩車」があります。

『寝台車』にあたるのが「バン型霊柩車」になります。
ミニバンやステーションワゴンを改造して、棺を乗せられるようにしているものが多く、基本的に飾りつけも施されていません。

ちなみに「バス型霊柩車」は、火葬場へ向かう霊柩車とご遺族や参列者の乗るマイクロバスをひとつにしたようなものです。主に北海道で使われる地域限定の特例的霊柩車といえます。

ご遺体は道路運送法の区分では「貨物」に区分されます。ですから、第一種免許(普通免許)で運転する事が出来ます。
ただし「バス型霊柩車」は、ご遺族などを乗せるため旅客運送という事になり、第二種免許が必要となります。ご遺体は付属する荷物という事になるようです。
「寝台車」に関しては、厳密に言えば、付添い人が乗っている場合は、乗客と考えられそうですが、主たる目的がご遺体の搬送という事から、それにはあたらないようです。

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『プロデュース葬』と「無宗教葬」

お葬式といえば、誰もがあるイメージを浮かべると思います。そして、そのほとんどの方が何らかの宗教的儀式を思い浮かべたのではないでしょうか。
そんな中でも、仏式の葬儀が圧倒的に多い日本では、おそらくそのスタイルのものをイメージされるという事が多いと思います。
でも、最近では「無宗教葬」と呼ばれる宗教儀式を行なわない自由なスタイルの葬儀も増えてきています。

ところで『プロデュース葬』というものがありますが、ご存知でしょうか。
これは決して「無宗教葬」と同義語ではないという事は知っておいてもらいたいと思います。
仏式・神式・キリスト教式といった特定の宗教的儀式を行なわない「無宗教葬」は、「自由葬」とも言われる『プロデュース葬』のひとつの葬儀スタイルであるというだけで、決して同義語と言うわけではありません。

『プロデュース葬』は、オリジナルなオーダーメイドのお葬式ということで、宗教儀式の有無には関係のないもので、宗教儀式をするかどうかも含めて自由に出来るお葬式ということです。
音楽葬や自然葬などもそのひとつです。

たとえば、音楽葬として演奏家を招いた葬儀で、僧侶に来ていただき、お経を上げてもらうということもあります。
元々、一般的なお葬式の中でも、生演奏などで故人をおおくりする事もあるのですから、その延長線上と考えられなくもないでしょう。
ようするに、オリジナルな、あるいはアレンジを加えたお葬式が『プロデュース葬』なのです。
決して、無宗教という事にこだわったものではありません。

確かに『プロデュース葬』には、宗教色を排したものが多いのですが、それにはとらわれない自由な発想で故人をおおくりできる葬儀だと考えていただきたいと思います。

ただし、葬儀社によっては「無宗教葬」と『プロデュース葬(自由葬)』とを同じものと考えている場合もあります。
オリジナルな葬儀を考えている場合は、どのような葬儀にしたいかを葬儀社にはっきりと伝える事が大切だと思います。


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『思い出コーナー』について

お葬式で、祭壇の横などに故人のゆかりの品物などが飾られてある事があるのをご存知でしょうか。
まだ、それほど一般的ではありませんが『思い出コーナー』あるいは『メモリアルコーナー』と言われているものがあります。
葬儀でご家族やご友人の方など会葬者の方々に、故人を偲んでもらえればという思いから設けられているコーナーです。

故人の趣味のものや愛用品など想い出につながるような品々を飾る事で、故人へのそれぞれの思い出とともにお見送りできるのではないでしょうか。
また、故人のひととなりをより知る事もできると思います。

それは一見、葬儀の場には不似合いに見えるようなものであったとしても、故人を最もよく現せているものかかもしれません。
それに、基本的に会葬者の方は、故人の事をよく知っている方が多いのですから、不似合いなものであったとしても、故人らしさが出ているものではないかと思います。

『思い出コーナー』というものについては、葬儀社によっては多少のとらえ方が違う事もあるかもしれませんが、決して飾り付けであってはいけないと思います。
きれいにしたいのであれば、花でいっぱいにすればいいわけですから・・・。

もちろん、ご遺族が望んでいるかどうかということは重要です。大切な想い出は、ひっそりと心の中だけにもっていたいと考えている方もいらっしゃると思います。そんな場合は、あえて『思い出コーナー』を設ける事もないでしょう。
ただ、思い出の品を飾ることによって、会葬者の人と故人との記憶がより深く想い出されるのではないでしょうか。

また、その品物の事を知らなかったとしても、ご家族の方に「どういったものですか」という事を聞くことでも、十分なご供養になるのではないかと思います。

『思い出コーナー』は、会葬者が見たいと思えば見ればいいものでもあるわけですから、参列者の全員に故人の略歴などを紹介するよりいいかもしれません。
そして、何処に飾るとしても、大げさすぎないものがいいのではないかと思います。

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『エンディングノート』というもの

若いうちはほとんど考える事がないと思いますが、ある年齢を過ぎると死について考えるようになると言います。

といっても、具体的な行動を起こす人は多くはありません。
それは、いつか来る事だと思っていても、もう少し先だろうとか、あるいは考えたくないという思いなどがあるからなのかもしれません。

でも、最近自分自身の最期について前向きにとらえようとするようになってきたように思います。

終活と呼ばれるものであったり、生前予約だったり、自分の葬儀やその後のことについて、自分自身で決めておこうとする人が増えてきています。

そんなひとつとして『エンディングノート』というものが、注目されています。

これは、公的な遺言書といったものとは少し違うものですが、残された人たちへ自分の意思を残すという意味では、同様のものといえるかもしれません。

ただ、遺言書のような法的拘束力はないので、ご遺族が意思に従うかどうかという事を強制できるようなものではありません。

それでも、ご自身の意思が事細かに伝えられるという事では、残された人たちのためにも、とても助けになるものだと思います。

『エンディングノート』に何を書くかというのは、決まったものではありませんが、ご家族に伝えたい事を中心に項目別に書くというのが良いようです。

葬儀の方法や進行、財産や保険、クレジットカードやいろいろな手続きといった事務的なことから、想い出や趣味の事、家族や友人への感謝の気持ちなど、残しておきたいと思うことを好きな方法で元気なうちに書き留めておきます。

どう書けば良いかわからない人には『エンディングノート』が販売もされています。

いろいろなタイプがあると思いますが、項目別に分かれていたりするので、そこに自由に書き込むというのも良いかもしれません。

ちなみに一冊の値段は1000円から1500円程度のようです。
無料でダウンロード出来るようなものもありますので、気になる方はダウンロードしてみてもいいと思います。



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『遺言』による葬儀

『終活』をお話したときにも触れたかと思いますが、遺言書には自分の葬儀の方法を指定しておくこともできます。

でも、葬儀の方法をわざわざ公的な書面にする必要はないかとも思います。

希望があれば生前に家族との話し合いを持って意思を明確にしておいたり、
自ら葬儀社に出向くなどの方法をとられるほうが良いと思います。

といっても、『遺言』で、大まかな葬儀方法の指定を記述することは問題ありません。

より詳細な希望は、別途に遺書や生前意思証明書(『終活』ノートなど)を作成しておくことが、望ましいでしょう。

ただ、『遺言』というものは葬儀前には目に触れない場合もあるので、
その実効性に関しては確かだとはいえないと思います。

ちなみに『遺言』で、葬儀に関して指定することとしては・・・

Ⅰ宗教について
①現在の菩提寺や地域の慣習に倣う
②菩提寺が遠方の場合、同じ宗派の寺院での供養を希望する。

③宗派にこだわりなく、家族の意向に任せる。

④宗旨替えをする。

など。

Ⅱお葬式について
①葬儀会社の指定。

②地域の慣習や宗派の流儀に基づく。

③葬儀のみ(密葬)行う。

④葬儀は行わず告別式のみ行う。

⑤葬儀は行わず、遺骨のみ埋葬する。

などのようです。

葬儀の方法や埋葬地、墓地の管理・供養などは、残される家族にとっても重大事です。

遺言は単独でできる行為ですが、突拍子もない葬儀方法を指定することは家族に負担がかかります。

必ず生前に遺言者の意思を説明し、家族に理解して貰うことをお勧めします。

要するに、これらの指定などに関しては、『遺言』といっても、公的なものではなく、
日常用語的な意味でのものとして、家族と相談しながら『終活』として、取り組むほうが望ましいのではないかと思えます。

葬儀のことなどは生前に家族で話し合うことがなかなかできないと思われている方が多いのは確かですが、
だからといって、独りで決めてしまう事もないと思います。

決して、家族で話題にしてはいけない内容のものではないということを理解していただきたいと思います。



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『特別方式遺言』

『遺言』には葬儀のように仏式や神式、キリスト式など宗教によっての違いはありませんが、いくつかの種類があります。

『自筆証書遺言』(民法968条)
『公正証書遺言』(民法969条)
『秘密証書遺言』(民法970条)
の3種を『普通方式遺言』といいます。

原則としては、この3種の中から選択して手続をするのが前提です。

ただ、生命の危機が迫るような緊急時のために、『特別方式遺言』も規定されています。

『特別方式遺言』は、
『一般隔絶地遺言』(民法977条)
『一般危急時遺言』(民法976条)
『難船危急時遺言』(民法979条)
『船舶隔絶地遺言』(民法978条)の4種です。

実際には、ほとんどの場合は『普通方式遺言』で手続をします。

『特別方式遺言』については、こういったものもあるのだという程度の理解でも良いかと思います。

『一般隔絶地遺言』(伝染病隔離者遺言)
伝染病のために行政処分によって、交通を断たれた場所にいる人のための遺言方式です。

刑務所の服役囚や災害現場の被災者もこの方式で遺言をすることができます。

警察官1人と証人1人の立ち会いが必要です。

『一般危急時遺言』(死亡危急者遺言)
疾病や負傷で死亡の危急が迫った人のための遺言形式です。

証人3人以上の立ち会いが必要です。

証人の内の一人に遺言者が遺言内容を口授します。

遺言不適格者が主導するのは禁じられています。

口授を受けた者が筆記をして、他の証人が確認をします。

各証人が署名と押印をします。

20日以内に家庭裁判所で検認手続を経ないと、この遺言は無効となります。

『難船危急時遺言』(難船遭難者遺言)
船舶に乗っていて、死亡の危急が迫った人のための遺言方式です。

証人2人以上の立ち会いが必要です。

証人の内の一人に遺言者が遺言内容を口授します。

口授を受けた者が筆記をして、他の証人が確認をします。

各証人が署名と押印をします。

遅滞なく家庭裁判所で検認手続を経る必要があります。

『船舶隔絶地遺言』(在船者遺言)
船舶に乗っていて、陸地から離れた人のための遺言方式です。

飛行機の乗客は、この方式を選択できません。

船長又は事務員1人と、証人2人以上の立ち会いが必要です。



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