参列 のアーカイブ
葬儀参列者の心得 ⑨葬儀・告別式
お通夜は、本来正式な儀式ではなかったものという事もあり、その流れは比較的流動的ではありますが、
葬儀・告別式は、開始から終了まで参列するのが基本となっています。
葬儀と告別式は別々の儀式ではありますが、最近ではまとめて執り行なわれるのが、お葬式の流れの一般的なスタイルです。
では、葬儀・告別式の参列マナーをお話します。
まず、開始10分前には受付を済ませるようにしてください。
仏式の場合は、数珠を忘れずに持参してください。
荷物は、預かり所がある場合は貴重品以外を預けてください。コートなどを着ている場合は、脱いでから受付を済ませます。
携帯電話は到着と同時に切ってください。マナーモードも控えたほうが良いでしょう。小さな振動音も響く事があります。
つづいて、受付での手順です。
会場に着いたらまず受付をします。
受付係りの方に深く一礼して、「このたびはご愁傷様でございます」などとひとことお悔みの挨拶を述べてください。
そしてバッグなどから袱紗(ふくさ)に包んだ香典を取り出し、「ご霊前にお供え下さい」と差し出します。
最後に芳名帳に記帳します。
通夜の時などに既に香典を持参している場合は記帳だけで構いません。
ただし、受付がない場合は、ご遺族にお悔みを述べ、霊前にお参りし、祭壇に香典を供えます。
受付を終えたら会場に入ります。案内にしたがって祭壇のある部屋に入り、式が始まるのを待ちます。
係りの人がいない場合は、前の人に続いて座ってください。
先客がいれば一礼して喪主・ご遺族に一礼と手短にお悔やみを述べ席に着いてください。
祭壇の正面に僧侶、右側に喪家、一般弔問客は祭壇に向かって左側の席になることが多いようです。
席次などはありませんので、着順に前のほうから詰めて座ります。座敷の場合も後から訪れる方のことを考えて詰めて座ります。
ただし、自分より年配の人が多ければ末席に控えた方が無難です。
あらかじめ席次が決められている場合は、案内に従ってください。
僧侶の読経が始まったら静かに聞き、ご遺族、近親者のあと、順に焼香します。
一般参列者は喪主の挨拶が終わり次第退席します。そのまま会場を後にする人も多いですが、
その後の出棺は出来るだけお見送りするようにしてあげてください。
葬儀参列者の心得 ⑧葬儀に参列できない場合
止むを得ない事情で通夜やご葬儀・告別式に参列できないという事はあると思います。
そんな場合には、
①弔電(電報)を打ち、香典を郵送する
②お悔やみの言葉を書いた詫び状を出す
③弔電を打ち、代理人に弔問を依頼する
④弔電だけを打つ
といった対応が考えられます。
故人やご遺族との付き合いの深さによって判断してください。
後日弔問にいけるようであれば、お伺いしたほうがよいと思います。
では、事情があって参列できない場合の詫び状の文面例です。
『ご生前のご厚情を思えば、お見送りしなければなりませんのに、やむを得ない事情がありまして告別式には参列できませんが、どうぞお許し下さい。故人のご冥福を祈って手を合わせております。』
では、代理人をお願いした場合についてお話します。
訃報を受けた本人がご葬儀に参列できない場合は、家族、同僚などに代理人として弔問をお願いします。
代理人は成人に達していれば子供でも構いません。また、故人やご遺族と面識がなくても構いません。
代理人による受付の仕方・・・代理人は、受付で「○○が本日参れませんので、
私が代理で参りました」と代理の旨を伝えた上で、お悔やみを述べ香典を渡し、記帳します。
代理人による記帳の仕方・・・記帳の際は、自分には面識がなく、純粋に代理として参列する場合は、
受付で香典を手渡した後に、来られなかった方の名前を記帳します。
その場合、代理で持参したことを示すために、来られなかった方の名前の下に「代理」(妻の場合は「内」)と書き、
その下に自分の名前を小さく記しておきます。
自分も参列する間柄で、代理として香典も預かっている場合は、受付で人数分の香典を手渡した後、
自分の名前の他に預かってきた人の名前を別欄にそれぞれ記帳します。
また、参列できる場合でも遅れてしまうこともあると思います。
やむを得ない事情で遅れてしまったときは遅れたお詫びを述べ、焼香をさせてもらってください。
すでに受付に人がいなくなってしまった場合は、香典を直接ご遺族に手渡すか、ご遺族の前で祭壇に供えます。
席が定められていないときは末席に着くのがマナーです。
ご遺族や世話役などにすすめられたときは、遠慮しないで定席に着いてください。
葬儀参列者の心得 ⑦弔辞
葬儀において弔辞を頼まれる事があるかと思います。
弔辞を頼まれた場合は断らないで引き受けるのが礼儀とされています。
弔辞は喪家に保管されますので、丁寧に書いてください。
ですが、文章自体は真心が伝わるように自分の言葉で書いたほうが良いですね。
最近では、弔辞とは言わずに「お別れの言葉」としている事も多いようです。
そう考えれば文章も自分の言葉で書きやすいかもしれませんね。
書くときは忌み言葉に気をつけるようにしてください。
では、弔辞文を書くときのポイントを挙げてみます。
①まず、亡くなったことへの悲しみを述べます。
②次に故人の業績や人柄を、あまり大袈裟にならない程度に讃えます。
③そして遺族を励まし、自分にできることがあれば力になりたいと誓います。
④最後に故人の冥福を祈り結びとします。
弔辞の奉読時間は5分以内が良いと思います。文字数は1000字程度あれば十分でしょう。
友人への弔辞の場合は、友人ならではのエピソードを混ぜるようにすると良いですね。
恩師への弔辞の場合は、生前の恩師の教えなどをエピソードにして、
教え子一同の気持ちを代表するつもりで述べてみてはどうでしょうか。
上司への弔辞の場合は、故人の業績や仕事に対する姿勢、そしていかに上司として素晴らしかったことを述べると良いと思います。
弔辞は、正式には厚手の巻紙に書きますが、最近では経本のようにジャバラ折りにすることも多いようです。
そして奉書で包み、表に「弔辞」と書きます。
では、弔辞の手順についてお話します。
まず、名前を呼ばれたら、遺族・参列者に一礼し祭壇の前に進んで一礼し、祭壇前に進んで一礼します。
祭壇前に立ったら、弔辞の上包みをはずして読み始めます。
読み終わった弔辞は、元のように奉書に入れ(便箋の場合は封筒に入れ)お供えします。
最後に祭壇に向かって一礼して席に戻ります。
また、キリスト教式の葬儀では、祭壇に向かって弔辞を読むことはありません。参列者に向かって読みます。
葬儀参列者の心得 ⑥弔電
お通夜や葬儀・告別式に出られない人も当然いると思います。
その場合でも、電話でのお悔やみは避けるようにしてください。
なるべくなら電報(弔電)を利用するほうが良いでしょう。
お葬式の準備に忙しく、いろいろと連絡用に電話を使う事も多いのであけておく必要があるのです。
弔電を打つ場合は、喪主宛にフルネームで送ってください。
喪主名がわからない時は、「故人のフルネーム」と「ご遺族様」と併記します。
企業や団体が主催する場合は、葬儀責任者、部署、主催者宛にします。
差出人はフルネームで、故人との関係がわかるような書き方をするようにすると良いでしょう。
葬儀の前日までに葬儀が行われる斎場(葬儀が営まれるのが自宅なら自宅宛、斎場なら斎場宛)に打電します。
遅くとも葬儀開始の1時間前までには届くようにしてください。
※弔電の受付時間は午前8時から午後10時までです。(24時間受け付けているインターネットサービスもあります。)
午前8時から午後7時までに打った弔電は当日中に配達されます。
電話で弔電を打つ場合は、ダイヤル115にかけます。
弔電を打つというのは形式的な物です。
お世話になった方や親しい方であった場合は、日をあらためて弔問出来ればする方がよいと思います。
では、弔電の文例をいくつか紹介します。
『ご逝去の報に接し、心からお悔やみ申しあげます。』
『○○○様の突然の訃報に接し、言葉を失っています。
遠方のため駆けつけることができませんが、どうかご遺族の皆様もお力をお落としになりませんよう、ご自愛下さい。
ご冥福をお祈り申し上げます。 』
『謹んで哀悼の意を表します。』
『御逝去をいたみ御冥福をお祈り申しあげます。』
『悲報に接し、悲しみにたえません。心よりご冥福をお祈りいたします。』
忌み言葉に注意して打電してください。
また、電文の中では、故人の氏名を書くよりも、故人との続柄を敬称で表わすのが一般的です。
例えば、『ご尊父様のご逝去を悼み、謹んでお悔みを申し上げます』のように、通常の呼び方ではなく、敬称を用います。
父・・・ご尊父[そんぷ]様、お父様、お父上(様)
母・・・ご母堂[ぼどう]様、お母様、お母上(様)
祖父・・・ご祖父様
祖母・・・ご祖母様
夫・・・ご主人様、ご夫君様
妻・・・ご令室[れいしつ]様、ご令閨[れいけい]様
息子・・・ご子息(様)、ご令息(様)
娘・・・ご息女(様)、ご令嬢(様)
葬儀参列者の心得 ⑤お悔やみの言葉
お通夜や葬儀・告別式など弔問に訪れれば、お悔やみの挨拶をする事になります。
お悔やみの挨拶は、平凡でありきたりだと思われるくらいのものの方がよいとされています。
余計なことを言ってしまうと、かえって差し障りができてしまうことも考えられますので、短くすませた方が良いでしょう。
死因や病状などをくどくど聞くのは失礼です。
事故でなくなられた場合にその様子などを聞くのも避けたほうが良いですね。
相手の事情や状況を把握して、思いやりのある挨拶を心がけてください。
お悔やみの挨拶の際には、ふさわしくないとされている言葉があります。
気にされない方もいらっしゃいますが、避けておいたほうが良いでしょう。
これはお悔やみの挨拶だけではなく、葬儀全般において避けたほうが良い言葉ですので、覚えておくほうが良いと思います。
では、その『禁句』と呼ばれている『忌み言葉』のいくつかをあげておきます。
「重ね言葉」と呼ばれるものの例としては、重ね重ね・たびたび・またまた・重々・いよいよ・再三・再四・ますます・返す返すも・次々などです。
また、宗教によっても個別に『忌み言葉』があります。
仏式葬儀では、浮かばれない・迷うなどです。
神式・キリスト教式葬儀では、成仏してください・供養・冥福・往生などです。
またこれらの言葉は仏式葬儀では良く使われている言葉もあるので注意が必要な言葉です。
(仏式でも浄土真宗では「冥福」「霊前」などの言葉は使わないそうです。)
では、そんな『忌み言葉』をふまえた、お悔やみの言葉の例をいくつか紹介します。
『この度は思いがけないお知らせをいただきました。ご家族の皆様はさぞかしご無念のことでございましょう。
お察し申し上げます。私にできますことがありましたら何でもお手伝いいたしますので、何なりとお申し付けください。』
『この度は誠にご愁傷さまでございます。突然のことでさぞやお力を落とされていることと存じます。』
『突然のことでお慰めの言葉もございません。心よりご回復を祈っておりましたのに、本当に残念でなりません。』
『この度は誠に残念なことになりまして、心からお悔やみ申し上げご冥福をお祈りいたします。』
なお、キリスト教では、人の死は神へ召されることと考えるため、『安らかなお眠りをお祈り申し上げます』という言い方が一般的なようです。
葬儀参列者の心得 ④お香典の金額
お通夜や葬儀・告別式に参列するときに知っていなければ困ってしまうのがお香典の金額ですね。
知らないで適当にするというわけにも行きません。
お香典は多すぎても少なすぎても失礼にあたります。そこで、目安となる金額を知っておく事も必要ですよね。
お香典の金額は、故人にお世話になった度合によって違います。
ですから、一概にこの金額でなければいけないとは言えませんが、一応の目安はあるものです。
香典の額は一般的に、故人や遺族と密接な関係であるほど高くなります。
両親が最も高く10万円、兄弟姉妹であれば3~5万円、親族の場合は1万円、会社関係、友人、知人、近所の人については3~5千円を目安とすることが多いようです。
出来れば、自分と立場が同じような人に聞いてから決めると良いと思います。
お香典の金額についても結婚式などと同じように、やはりできるだけ避けた方が良いという金額はあります。
たとえば、「4」や「9」の入った金額です。これは「死ぬ」「苦しむ」といった言葉を連想させるので避けたほうが良いようです。
偶数についても、奇数が縁起の良い数字であるため避けられているようです。ただ理由はよくわかりませんが、例外として2万円は認められているようです。
あくまで金額は気持ちを示すものですからこれらの金額については、確かに忌み嫌う人もあるようですが、
香典の金額というのはあくまで気持ちを示すものですので、どの金額だから悪いというものではありません。
基本的には気にすることはないと思いますが、一応避けておくのが無難だと思います。
また、お札は新札ではあらかじめ用意していたようで失礼になりますので、避けてください。
新札しかない場合は一度折り目を入れてから包むようにしてください。といっても、ヨレヨレのお札は避けてください。
目安となの相場があるとはいえ金額については、本来「少しでもお役に立てれば」といった思いのものですから、
いくらでも良いとは思いますが、会葬返礼品と通夜料理、それに香典返しの返礼品を送る事などを考えると
3千円以下はよくないと思います。
葬儀参列者の心得 ③香典袋の書き方
香典とは、読んで字のごとく、もともとは死者の霊に供する香や花や供物のことだったのですが、
今ではお香を持参するかわりに、お香料を御香典という形で現金を包むことになりました。
神式の場合には、お香ではなく玉串を霊前に供えるので「御玉串料」、
キリスト式の場合は花を供えるので「御花料」となります。
では、香典の書き方です。
宗教に関係なく「御霊前」という表書きは一般的に使えますが、宗教によって書き方は違います。
『仏式の香典の表書き』
黒白の水引を使います。
表書きは上段中央に、「御霊前」と書くことがもっとも多いようですが、浄土真宗の場合は「御仏前」と書きます。他に「御香典」「御香料」「香華料」などと書く場合もあります。
『神式の香典の表書き』
銀の水引を使って、「御玉串料」と書くこととが多いようです。「御神前」「御榊料」「御神饌料」などと書く場合もあります。
『キリスト式の香典の表書き』
「献花料」や「御花料」「御弥撒料」などと書きます。水引はなくてもかまいません。
それぞれ下段に氏名を書く場合は薄墨で書きます。
また、二人で一緒に包む場合はそれぞれの氏名を横に並べて、グループで包む場合は、
半紙などにメンバー全員の名前を書き中袋に入れます。
表書きには「◯◯会有志」とか、会社名や部課名などグループを表す名称だけを書きます。
香典を持参したら、お通夜の席でご霊前に供えるか、告別式の受付に出します。
ご霊前に供える場合は表書きが自分から読める方向にして供えます。
受付などで係りの人に渡す場合は、係りの人が読める方向にして渡します。
また、むき出しのままバックなどから出すのは失礼に当たりますから、
黒か紫の、無地の風呂敷か袱紗に包んで持参するようにします。
包み方は、まず香典袋を表にして中央に置き、右・下・上の順にたたみます。
通夜や告別式のどちらも出席できない場合は、現金書留で香典を郵送します。
この場合は、まず現金を香典袋に入れてから現金書留の封筒に入れます。
出席できない理由や故人を偲ぶ手紙などを一緒に入れておくと良いと思います。
葬儀参列者の心得 ②通夜
お通夜というものは、もともと遺族や近親者で遺体を守り、
故人との最後のわかれを惜しみながら一夜を明かすものとされていました。
今では、知人や友人、勤務先や近隣の親しい間柄の人が集まって行われます。
出席するかどうかは故人やご遺族との付き合いの程度で決まります。
ただ、内輪ですることを伝えられた場合は弔問を遠慮してください。
お通夜への弔問は取り急ぎ駆けつける場合が多いので、平服のままでかまいません。
しかし、なるべく地味な服装で、男性はネクタイと靴下を黒に換えるとよいと思います。
女性は化粧を地味にしてアクセサリーははずしてください。
礼服は、不幸を予期していたようで返って失礼になります。
お通夜はもともとは正式な儀式ではなかったのですが、
今では葬儀・告別式と同じくらいにお葬式では重要な儀式になっているように思います。
一般的にお通夜の時間は午後六時から七時くらいに始まりますが、時間に遅れないようにしてください。
まず、香典を渡し受付で名刺を出すか署名をします。その後案内をを受けて静かに部屋に入ります。
先客に会釈して遺族にお悔やみの言葉を述べます。
一般の弔問者は焼香の後、
(お焼香などの作法は、仏式か神式かキリスト式かによって違っていますので、それぞれの作法に従ってください。)
僧侶が退席したらそれを機に退席してもかまいませんが、
通夜ぶるまいを遺族に進められたら遠慮せずに受けてください。
断るのは失礼ですので一口でも良いので箸をつけてください。
お酒はほどほどにして、短時間で切り上げるほうが良いでしょう。
退席のタイミングは、あまり親しくない場合は、世話役に断ってそっと席をはずします。
親しい間柄なら、終了時間まで残り、通夜の席が寂しくならないように気を配ります。
普通なら世話役の人がお開きの挨拶をしますが、参列者の代表などが、
率先して「そろそろ失礼しましょうか」と、声をかけるのも良いかもしれません。
なお、キリスト式では通夜ぶるまいの習慣はありません。
葬儀参列者の心得 ①訃報に際して
訃報の知らせというものは、多くの場合突然訪れてくるものです。
訃報を受け取ってあわててしまっては、ご遺族に迷惑をかけてしまうことになるかもしれませんので、
訃報に際しての注意点をいくつか挙げておきたいと思います。
まず、訃報に際しては故人との関係やご遺族の状況によって、弔問の時期を考えます。
故人が近親者やごく親しい間柄の場合はすぐに駆けつけるべきです。
普通の付き合い程度であれば、ご遺族はさまざまな準備で忙しので、
すぐには弔問せずに、通夜や告別式までまったほうが良いと思います。
ご近所の場合は、それほど親しくなくてもすぐに弔問に伺うのがマナーとしては良いようです。
特に親しければお手伝いを申し出るとよいと思います。
弔問でのいくつかのマナーも是非知っておいてください。
訃報を聞いてすぐに駆けつけたときは、必ずしも遺族と顔をあわせる必要はありません。
たとえ遺族ではなくても対応に出た親類や知人に玄関先でお悔やみの言葉を述べてください。
もし、先客があったとしたら、一同に会釈してからお悔やみの言葉を述べてください。
お悔やみの言葉は心を込めて弔意だけを述べるのが良いと思います。
死亡原因や病気の経過などは質問しないようにしてください。
ご遺族の悲しみを誘うような事になってしまいます。
故人について語る場合は「ご生存中」とは言わずに「ご存命中」「ご生前」などというようにしてください。
ご高齢でなくなられた場合でも「天寿を全うされておめでたい事です」などという表現は失礼に当たります。
ご高齢でも、「もっと長生きしてほしかった」といったようなことを述べてください。
子供をなくされたご家庭には子供づれの弔問はしないでください。
事故死の弔問に関しては事情を確認して出かけるのが弔問の原則といわれています。
もちろん事故や死因については触れないようにしてください。
ご遺族から故人とのお別れを進められない限り、どんなに親しくても体面は控えるようにしてください。
進められた場合は遠慮なく対面してください。
対面の作法は、遺体の枕もとの少し下方に正座して両手をついて一礼し、
遺族が遺体の白布を取り除いたら膝をつけたまま近づき、故人に黙礼し合掌します。
弔問客が白布を勝手に取るのは失礼に当たりますので気をつけてください。
葬儀参列のマナー
お葬式といえば送る人がいて送られる人がいるのは当たり前の事ですよね。
でも、その送る人や送られる人というのは、葬儀にどうかかわっているかによっても変わってくると思います。
送られる人とは、普通に考えれば当然故人となるわけですが、
一般参列者からすると、故人はもちろんですが、喪主をはじめ家族や親類の方たちも送られる側である
という認識で参列されていると思います。
そして、お葬式の中心となるご遺族の方たちにっとっては、
参列される方たちに送られていると感じているのではないでしょうか。
「故人に代わって・・・」などという表現をよくしますが、それはとりもなおさずご本人の気持ちでもあると思います。
もちろんご遺族も送る側である事には変わりはないのですが・・・。
たとえどちらの立場で葬儀にかかわっていたとしても、
お互いの気持ちを考えられれば、いいお葬式になるのではないかと思っています。
そのためにも、いくつかの葬儀におけるマナーは知っておくことが良いのではないでしょうか。
もちろんそれぞれの立場に立ってみなければわからない事のほうが多いと思いますが、
知ろうという気持ちがあるのとないのとでは、まったく違ってくるはずです。
特に、参列される場合はご遺族の大変さを知っておくことが何よりも大切な事だと思います。
出来れば、参列する立場であったとしても、お葬式の流れを知ってご遺族に気を配れるようになると良いと思います。
お葬式は、葬儀社が勝手にやってくれるというものではないのです。
もちろん、葬儀が滞りなく執り行なわれるように、私たちは最大限のお手伝いが出来るように勤めさせてもらいますが
、精神的にも肉体的にも一番大変なのは、ご遺族である事は間違えない事なのです。
参列される方が、故人やご遺族とどのような係わり合いであったかにもよりますが、
参列される以上は最低限のマナーとご遺族に対する思いやりを忘れずに
通夜や葬儀・告別式など弔問に訪れてもらいたいと思います。





