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疑問
生前に相談するのはタブーか?
葬儀の事に関して生前に話すことに抵抗を感じる人は多いと思います。でも、悔いの残らない葬儀のためには、出来るだけ生前に相談しておく事が望ましいのです。
それは、ご家族同士という事もありますが、葬儀社との相談という事でも同じです。
今は生前に葬儀の事やその後の事を考えるという人もふえています。終活といわれるものや、エンディングノートなどもそのひとつで、自分の最後は自分で準備をしておこうというものです。
生前予約や生前契約というもので、ご自分の最後を葬儀社に相談するという人もふえてきているようです。
また、ご家族が生前に葬儀社に相談するという事もふえてきてはいます。それを葬儀社での事前相談といって、多くの葬儀社で受け付けています。
生前に葬儀の事などを相談するという事は、まるで死ぬのを待っているようで不謹慎だと考える人も確かにいるでしょう。でも、そういった慣習のようなものはなくしていかなくてはいけないのです。準備をしたからといって決して不謹慎でも縁起の悪いものでもありません。逆に悔いのないお葬式をあげることが出来るようになります。あわただしくいろんな事を決めていくような事もなく、余裕のある心からのお見送りが出来るというものです。
確かに、生前にお葬式の相談などをするということをタブーと感じている人が多いのもわかります。考えたくない人もいるでしょう。そんな事をしている暇があったらもっとやることがあるとおもっている人もいるでしょう。
病院で危険な状態が続いているような人がいる場合はよけてだと思います。でも、そういう状態であれば尚更、事前相談をしておくべきなのです。そんな状態であれば、口には出さなくても葬儀のことが気になっていないわけがないと思います。そんなことを考える自分にも罪悪感さえ感じるかもしれません。そんな人こそ相談をしてすっきりとさせなくてはいけないのです。ひとつの重荷がおろせた状態になり、看病にも集中できるでしょう。
決して間違った事ではないということを分かって、事前の相談をしていただきたいと思います。
お葬式の意味
- 2010-10-27 (水)
- お葬式をする意味
「お葬式」は何故あるのでしょう。
葬儀社の者が言うのも変ですが、人が亡くなると当然のように葬儀が行なわれます。
もちろん葬儀を行なわないという事は、日本の法律では認められていません。
お通夜も葬儀・告別式もやっていない人もいるのでは・・・と思われる方もいるかもしれませんが、
『直葬』と呼ばれる『火葬』だけでも葬儀には変わりはないので、お葬式をやらないということではありません。
たしかに、一般的な意味での「お葬式」とは違うのかもしれません。
出来るだけ盛大なお葬式を挙げてあげたいと考える人にとっては、
本来あるべき儀式をやらないというのは、納得できない事かもしれません。
でも最近では、大きな規模のお葬式は減ってきたといわれています。
生前に葬儀はやらなくていいと言い残している人もいると聞きます。
いわゆる葬儀・告別式のことだと思いますが・・・。
そんなこともあって、前述したような『直葬』だけの葬儀も増えてきているようです。
もちろんいろいろな理由があってのこととは思いますが、出来ることならば、
後悔のないお葬式でお見送りをしていただきたいと思います。
時代的には縮小化や簡略化になってきているのはわかっていますが、
「お葬式」に関しては、私としては、そんな時代の流れには流されないでほしいと思っています。
そのことを理解していただくためには、「お葬式」の意味をもう一度確認してもらう必要があると思います。
一般的に「お葬式」とは、葬儀会場に会葬者を集めて行なう儀式、ようするに、通夜、葬儀・告別式のことを言います。
ですが、臨終の看取り~枕経~通夜、葬儀・告別式~火葬、納骨までの流れをすべて「お葬式」とも言うのです。
そして、「お葬式」の意味を知っていただくには、一般的なものだけではなく、
すべての流れの中の「お葬式」についての意味を知っていただく必要があると思います。
その意味を知ってはじめて、「お葬式」が何故行なわれるかがわかるような気がします。
お葬式での服装について~会葬者~
お葬式の服装といえば、喪服。
それに違いがあるなんてあまり考えもしないことですが、
正式な喪服といわれるものであったり、略式のものがあったりします。
さらに、喪主やご遺族の喪服と、会葬者の喪服に違いがあったりするということも知っておかなくてはいけないことです。
特に大切なことは、喪服には格と言う物が存在し、
会葬者が喪主やご遺族よりも格上の服装にならないように気をつけなくてはいけないということです。
ただ、一般的に認識している喪服(略式)を着用すれば、ほとんど問題はないと思います。
さて、その服装ですが、お通夜の段階では、喪服を着て訪問する事は、
逆に失礼に当たるといわれて、地味な平服で行くのが良いとされていました。
でも、最近では、葬儀・告別式に出られないので、お通夜に出るという方も増えていますので、
喪服の着用でも差し支えないようにはなってきています。
男性は黒のスーツか、濃紺、グレーなどのダークスーツが適しています。
女性は、黒、茶、紺のワンピースかアンサンブル、ツーピース。
和装なら地味な色無地の紋付きを着ます。
お通夜と葬儀・告別式のどちらにも参列する場合は、同じ喪服でもいいのですが、
お通夜よりも葬儀・告別式の方が、改まった服装にするのが良いと思います。
たとえば男性なら、お通夜では地味なネクタイにして、葬儀では黒のネクタイに変えるというように変化をつけます。
両方出るのであれば、やはりお通夜は、慣習に従って地味な平服にすべきだと思います。
女性の会葬者の正式な喪服は、黒のワンピースかツーピース、
和装なら黒の五つ紋から一つ紋の着物、帯やハンドバックなども黒の物を用います。
薄化粧にし、鮮やかな色の口紅やマニキュア、香水は避け、
髪飾りも光る金具のついたものは避けて黒いリボンを結びます。
またアクセサリーは基本的にはつけませんが、真珠のネックレスならよいとされています。
ただ2連のものは「重なる」ということで避けてください。
たとえ真珠でも、イヤリングや指輪は遠慮し他方通いでしょう。
結婚指輪はアクセサリーとは違うものなのでつけていても問題はありません。
お葬式での服装について~喪主・ご遺族~
喪主の服装は、基本的には正式な喪服を用意します。
亡くなった直後は、正式な喪服の必要はありませんが、なるべく地味な黒・紺・グレー等の色を選びます。
お通夜での服装は、最近は喪主も正式喪服ではなく、略式となっています。
男性は黒のスーツに白のワイシャツ、黒のネクタイと黒の靴下です。
和装なら黒っぽい無地の小紋の着物に、一つ紋か三つ紋の羽織、袴をつけます。
女性の場合は、黒無地のワンピース又はツーピース。
和装なら、黒無地か地味な無地のものにします。
喪主の正装は、男性は五つ紋の紋付袴、
女性は五つ紋喪服名古屋帯ですが、現代では準喪服・略式喪服が一般的なようです。
洋装での男性の正式喪服は、モーニングと黒ネクタイです。
ベストは上着と共地のシングル、ズボンは縞柄で、裾はシングルです。
モーニングはあくまでも昼間の礼装ですから、お通夜では黒のスーツを着ます。
女性の洋装は、黒無地のワンピース、スーツ、アンサンブルが正式喪服となります。
ボタン、バックルは、共布か光沢のない共色にします。
ストッキングは黒。
靴は飾りのない黒のパンプスが正式です。
アクセサリーは結婚指輪以外はつけません。
男性の和装は少なくなっていますが、女性の場合和装の方はかなり多いようです。
女性の正式な和装は、黒羽二重の染め抜き五つ紋付。帯、帯締め、帯揚げ、草履、バックは黒です。
足袋と、半襟は白です。
夏の喪服は、あわせと同じ五つ紋付きの黒無地で、
六月と九月がひとえ、七、八月は絽が正式とされていますが、
最近では六月から九月まで絽で通すことが多いようです。
ご遺族の服装に関しては、基本的には喪主と同じですが、格上にならないような配慮が必要です。
お通夜は略式、葬儀・告別式は正式な喪服としている場合やお通夜から通して正式な喪服としていたり、
略式としていたりと、最近ではさまざまではありますが、最低限の決まりごとは注意深く尊重するようにしてください。
わからない場合は、詳しい人に相談する等してください。
死因に関すること
ご家族が亡くなられて、ご遺族となってしまった方にとって、死因と言うものは実際にはそれほど重要と感じないかもしれません。
もちろん重要な事ではあるのでしょうが、亡くなられたという事実のほうがご遺族にとっては大きいものだと思います。
ですが、人が亡くなられるといってもいろいろな場合があり、
それによって微妙に手続きが違ってきたりする事があるのです。
普段そんなことを考える事はないと思いますので、ここではそんな事を少しお話したいと思います。
病院による自然死である場合は、今までもお話してきているような手順で、
手続きやお葬式までを執り行なってもらえると思います。
でもそれ以外の場合、手続きなど普通の手順ではすすめられない場合があるようです。
たとえば、病院以外での病気による自然死、交通事故や災害による事故死、
海や山での遭難死、自殺や他殺と言った犯罪にかかわりがあると思われる場合。
そのほかさまざまな場合があります。
死因によってはすぐに死亡確認のできない場合もあり、その場合は『死亡届』の提出もできないこともあります。
特に何らかの犯罪に関係があると思われる場合には、
警察での取調べや司法解剖など時間がかかり、遺体の引取りがおくれる事もあります。
病院での自然死の場合は、医師による『死亡診断書』は問題なく交付されます。
市町村役所には、それを添付して『死亡届』を提出します。
そして、『死亡届』の手続きが終了してから『火葬(埋葬)許可書』が発行されます。
要するに、『死亡診断書』がなければ、火葬も埋葬もすることはできないのです。
お葬式を執り行えないということが言えます。
たった一枚の「紙切れ」と思ったとしても、重要な書類であるという事です。
お葬式の儀式的なことやしきたり、そのほかいろいろな事も、
一つ一つは「そんなこと」と思われることもあるかもしれませんが、
それぞれ大切な事ばかりだと、このひとつの「紙切れ」のことからも、再認識させられます。
聞き流していた『お葬式での専門用語』①
- 2010-08-14 (土)
- お葬式基礎知識
お葬式の中では、普段使わない用語と言うものがたくさん出てきます。
実際問題として、その一つ一つに解説を求める事も出来なくて、そのまま聞き流してしまっいる言葉も多いのではないでしょうか。
ここでは、そんな葬儀での専門用語についてお話します。
Ⅰあ行
『一膳飯(いちぜんめし)』・・・故人の枕元や祭壇に供えるものです。生前に使用していた茶碗に、ご飯を山盛りにして箸を中央に立てます。
『永代使用(えいだいしよう)』・・・墓地の使用権を示す言葉です。永久に使用を許可するのではなく、承継者がいるかぎり期限を決めず使用を許可することです。
『エンバーミング』・・・「遺体衛生保全」の意味です。血液、老廃物を抜き防腐剤を注入し、遺体を消毒・防腐・修復・化粧する技術です。処置後10日間程度は腐敗などの遺体変化が生じない技術で、死後に長距離移動が必要な場合等に用いられる場合があります。
『お斎(おとき)』・・・葬儀や法事後の会食のことです。
Ⅱか行
『忌中(きちゅう)』・・・近親者が死亡した後、四十九日忌明けまでの間、喪に服す期間をさします。
『経帷子(きょうかたびら)』・・・ 仏式で死者を葬るとき、死者に着せる白い着物のことです。
『供物(くもつ)』・・・菓子、餅、果物等のご仏前に供える財物のことです。
Ⅲさ行
『祭祀(さいし)』・・・神や祖先を祭ることです。「祭祀財産」とは墓、仏壇、神棚などのこと。「祭祀主宰者」とは祭祀財産を管理したり、喪主など祭祀を行う者のことです。
『斎主(さいしゅ)』・・・神式の葬儀において中心になる神官のことです。
『逆さ水』・・・死者に湯灌をするときなど、ぬるま湯をつくるのに通常とは逆の手順で水を入れてから湯を注ぐことです。
『荘厳(しょうごん)』・・・仏前を飾ることいいます。
『精進落とし』・・・かつて忌中は肉食せず精進し、四十九日を終えて精進料理を止める事から四十九日を終えての食事を精進落としと言いました。現在では葬儀のあとに、お世話になった方の労をねぎらい、感謝するための宴を精進落としとしています。
『施主(せしゅ)』・・・葬儀の運営や費用の支払いについて責任をもつ者のことです。通常は喪主と同じですが、社葬などで会社の代表が施主になり、遺族の代表の喪主と区別される場合があります。
お葬式での素朴な疑問:「祭壇のアレンジ」「無宗教のお葬式」など
- 2010-07-14 (水)
- お葬式基礎知識
お葬式での疑問の中には、こんな事と思ってしまう事があるかもしれません。
でも、総ての事が大切なので、疑問は残さないことがいいと思います。
いくつかのそんな疑問にお答えします。
・祭壇に好きな花を飾れるのか?
⇒故人の好きだった花、故人の人柄が偲ばれる花など、いろんなアレンジが出来ます。
・無宗教でも出来るのか?
⇒最近ではそんな方も増えています。問題はありません。たとえば音楽を用いた音楽葬に、多くの方からお別れの言葉を頂くといった形式。また、生前の写真をビデオアルバムにして流したり、フォトコーナーを作ったりと形式にこだわらず、故人を偲ぶことに重きが置かれます。
その他、葬儀業者ができるいくつかを紹介します。
手続きに関しても不安があると思います。
火葬許可証は病院でいただいた死亡診断書を役所にもっていって発行してもらわなくてはならないのですが、代行できます。
菩提寺が無かったり、遠方であったりしてお坊さんがいなくても、紹介できます。
ご遺体の安置が自宅で出来ない場合でも、安置場所の確保はします。
その他どんな事でも、まず相談してください。
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